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羽毛布団選びのポイント「清浄度」についてご紹介します♪

こんにちは!Me THE Me ブランドベッド専門店メザメの山下です。

前回紹介させていただいた羽毛ふとんについてのブログですが、さまざまな地域の方に見ていただいているようでご意見・ご質問を何件かいただきました。ありがとうございます。

その中で、特に多かった羽毛の清浄度について今回は少し説明していきたいと思います。

まず初めに、羽毛ふとんに使用される羽毛は現地で採取されたあと原毛の状態で入ってきます。そして基本的には羽毛ふとんを作る工場で汚れた原毛を洗浄し、汚れや臭いを取り除いていきます。ここで重要なのが、原毛は一度洗っただけでは汚れや臭いは取れないということです。複数回繰り返し洗浄することで徐々にキレイになっていくのです。

また洗浄する際にどういった水で洗っているかによっても洗浄剤の泡立ちやすさや汚れの落ちやすさなどが変わってきます。

話は少し反れてしまいましたが、上記のように工場で羽毛を洗浄した水を使って「清浄度」を計測していきます。簡単に言うと、羽毛の清浄度とは「羽毛がどれだけキレイに洗浄されているか」を表すJIS規格で定められた数値のことです。

透視度計という特殊な機械に洗浄後の羽毛の汚れを溶かした水を入れ、機械の底の目印がどの深さまで見えるかを測ります。清浄度を測る試験では、臭いの原因となるチリや埃などが多くないかを調べます。清浄度の数値が大きければ大きいほど臭いが少なく清潔だと言えます。

JIS規格では、この数値が500mm以上であることが求められています。前回のブログでご紹介した、日羽協が定める4つのゴールドラベルのうち、ニューゴールドラベルとエクセルゴールドラベルは清浄度が500mmとなっていて、その上のロイヤルゴールドラベルとプレミアムゴールドラベルは元々は500mmの清浄度でしたが、2021年4月1日より1000mmの基準に変わりました。清浄度が500mmでも商品によっては少し羽毛の臭いが気になるというものもありますので、臭いが気になる方は清浄度が1000mmの物を選ぶと良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。ダウンパワーやダウン混率は商品のタグに付いていますが、清浄度は明記していないものがほとんどだと思います。羽毛ふとんを選ぶ一つの目安として、参考にされてはいかがでしょうか。メザメでは実際に羽毛ふとんを触ったり、お試したりすることができます。お時間ある時にぜひ一度ご体感下さい♪

令和5年5月8日から新型コロナ感染症の位置づけが2類から5類へ移行されましたが、すべてのお客様に安心してご来店いただけるよう、当店スタッフは当面の間、引き続きマスクを着用してまいります。
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