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羽毛ふとん選びのポイントを分かりやすくご紹介します♪

こんにちは!Me THE Me ブランドベッド専門店メザメの山下です。

11月に入り、日に日に朝晩や日中も寒さを感じる季節となってきましたね…今週から気温が下がっていくみたいですが、皆さん冬支度はお済でしょうか。

この間までは毛布一枚でも十分寝られたのに、もう毛布一枚じゃ寒くて寝られないという方も多いのではないでしょうか。

ただいまメザメでは各ベッドメーカーや布団製造メーカーから出ている羽毛ふとんを多数展示しています。それぞれにダウン率であったり、羽毛の原産国などを表記していますが、お客様からは「見てもよく分からない」や「何を見て買えばいいの?」といった意見や質問をされる方もいます。
そこで、今回は羽毛ふとんを選ぶ時の目安になる3つのポイントを紹介していきたいと思います!

ポイント➀ダウン率
ダウン率とは、布団の中に含まれるダウンの割合のことです。羽毛ふとんの中には大きく分けてダウン(羽毛)とフェザー(羽根)があります。フェザーには羽軸と呼ばれる芯があるため、フェザーの量が多ければ多いほどふとん全体が重たくなったり、ガサガサと音が鳴りやすくなったりします。反対にダウンには芯が無いため、フワフワと軽く保温性に優れています。
ふとんの中のダウン率が51%以上のものを「羽毛ふとん」と呼びますが、60%よりも70%、70%よりも80%という具合にダウンの割合が高いほど一般的に保温性が高くなり、暖かくなります。ただし、ダウン率100%というものは無く、一定量フェザーが入っていた方が羽毛ふとんが膨らみやすくなるため、ダウン率に関してハイグレードとされているものは90%以上のもので、さらに最高級のものは93%以上のものを指します。

ポイント➁羽毛の原産地
日本で製造・販売されている羽毛ふとんでも中に入っている羽毛は日本産ではありません。羽毛ふとんに限らず、ダウンジャケットなどの衣料品にも羽毛は使われていますが、こちらも海外からの輸入した羽毛が入っています。
現在日本が輸入している羽毛の中で約6割が中国や台湾などのアジア地域となっています。中国の場合は北京ダックなどの食用で育てられたダックなどの副産物として多く羽毛が産出されています。ヨーロッパなどでは広大な敷地で育てられます。また、羽毛を採取する際も機械ではなくハンドピックというストレスのかかりにくい方法で行っているため、質の良い羽毛が育ちます。

ポイント➂ダウンパワー
ダウン率とともに羽毛ふとんのグレードを示す指標として必ず羽毛ふとんに記載されています。ダウンパワーまたはDPと表示され、羽毛の膨らみを数値化したもので、同じ羽毛量でもダウンパワーが大きい方が膨らみも大きく保温性も高くなります。
日本国内における羽毛製品メーカー100社が加盟する組合で、経済産業省から認可を受けた唯一の団体である日本羽毛製品共同組合(日羽協)は、上記のダウンパワーの数値を基により高品質な羽毛を下記の4つのグレードに分けております。

➀ニューゴールドラベル
ダウンパワー:300ダウンパワー以上
ダウン混率 :50%以上
羽毛清浄度 :500mm以上

➁エクセルゴールドラベル

ダウンパワー:350ダウンパワー以上
ダウン混率 :80%以上
羽毛清浄度 :500mm以上

➂ロイヤルゴールドラベル

ダウンパワー:400ダウンパワー以上
ダウン混率 :90%以上
羽毛清浄度 :1000mm以上

➃プレミアムゴールドラベル

ダウンパワー:440ダウンパワー以上
ダウン混率 :93%以上
羽毛清浄度 :1000mm以上

上記の4種類のゴールドラベルの中で、➀のニューゴールドラベルの場合はダウン混率が50%と曖昧で、種類によってはフェザー混率が数十%のものもあります。フェザーの量が多すぎると布団自体がガサガサ音が鳴ったり、羽毛ふとん特有のふっくら感(膨らみ)が少なくなりあまり暖かくなかったりします。
グレードとしては➁のエクセルゴールドラベルが一般的に暖かいものだと言えます。ただダウンパワーが350%前後のものだとダックダウンの場合が多いので、グースダウンと比べると少し暖かさや膨らみは低くなります。
➂のロイヤルゴールドラベルになると必ずダウンパワーが400を超えるため、グースダウンかダックダウンでもある程度成熟しダウンボールが大きいものになり、ある程度暖かさやふっくら感が➀や➁よりも高くなります。メーカーにもよりますが、このロイヤルゴールドラベルが付いている羽毛ふとんは高級品と呼ばれるようなしっかりと商品価格のものが多いです。
➃のプレミアムゴールドラベルは、ゴールドラベルの中でも最高位になり、上記のものと比べても暖かさや膨らみはしっかりしています。ベッドメーカーや布団メーカーの中でも最高級品として位置づけになっているものが多いですが、ただし注意点として、プレミアムゴールドラベルの条件の中に鳥種や産地の限定が無いためダウンパワー・ダウン混率・羽毛清浄度の数値をクリアすればダックであってもプレミアムゴールドラベルが付けられてしまうのです。
もちろんプレミアムゴールドラベルの時点でしっかりとした暖かさや膨らみはあるのですが、その中でもより良いものを選びたい場合は、⑴鳥種や⑵産地に拘ってみるといいでしょう。
⑴鳥種

一般的に左側のダックダウンよりも右側のグースダウンの方がダウンボールが大きく暖かさや羽毛ふとんの膨らみ方に差があると言われています。さらにグースダウンの中でもマザーグースダウンという更に成熟したグースの方がダウンボールが大きく暖かいと言われています。

⑵産地
羽毛ふとんに使われるダックやグースなどは世界各地で飼育されていますが、一般的にはヨーロッパなどの寒い地域で飼育されている鳥の方がストレスも少なく質の良い羽毛になると言われています。中でもポーランドの国立コウダ・ヴィエルカ動物化学研究所の管理下で飼育されているホワイト・コウダグースは「最高の保温材」と言われています。

いかがでしたでしょうか。羽毛ふとんといっても様々なお店で販売されていたり、中身が見えなかったりと分からない点が多いと思いますが、今回のブログで少しでも羽毛ふとんについて知識が広がったら幸いです。メザメでは実際に触ったり体感したりすることができますので、ぜひ店頭でお試し下さい♪

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