気になるレム睡眠とノンレム睡眠の違いについてご説明します♪
こんにちは！Me THE Me ブランドベッド専門店メザメの山下と申します！
梅雨が明けて、連日35℃を超える猛暑日が続き、熱帯夜で寝苦しいという方も多いと思います…
私は仕事柄、いろいろな場所で「睡眠」について学ぶことが多いのですが、どこでも話される内容が「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」についてです。
今では4人に一人が睡眠障害もしくは睡眠習慣に関する悩みを持っていると言われています。このレム睡眠とノンレム睡眠を理解することで、質の高い睡眠にすることも可能です。
今回は、上記の「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」について紹介したいと思います。
睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があり、一晩の睡眠はこの2つの睡眠を繰り返すこと構成されていて、質の高い眠りにはこのサイクルが重要だと考えられています。
・レム睡眠とは
レム睡眠の「レム」は「REM」と表記します。これは英語の頭文字を取ったもので、それぞれ以下のとおりです。
R=Rapid
E=Eye
M=Movement
これを「急速眼球運動」といい、この急速眼球運動を伴う睡眠をREM睡眠と呼びます。人間はこの急速眼球運動によってさまざまな記憶を整理したり定着させたりしています。夢を見るのもこのレム睡眠時で、ファンタジーのような壮大な夢や、途切れ途切れの断片的な記憶をつなぎ合わせたような夢を見たことがある人は多いはずです。
また、本来はレム睡眠からノンレム睡眠への移行時に夢を見た記憶は無くなるのですが、レム睡眠時に起きると夢の内容を覚えていることもあります。
そして、レム睡眠時は体は寝ている状態にありますが、脳は記憶の整理を行うため「起きている」状態になります。そのため、体は硬直した状態で動かすことはできませんが意識はハッキリしているなんてこともあるんです。皆さんも一度は体験したことがあるかもしれない「金縛り」も実はレム睡眠時に起きる現象だと言われています！
・ノンレム睡眠とは
ノンレム睡眠は「Non-REM」とも表記され、上記の急速眼球運動を伴わない睡眠の事を指します。体だけではなく、脳も休んでいて、いわゆるぐっすり眠っている状態になります。
ノンレム睡眠は眠りの深さの指標の深度が1～4までの4段階あり、数字が高くなるほど深い睡眠となります。深度１では少しの刺激や物音で目が覚めるような浅い睡眠ですが、深度４になると揺さぶっても起きないくらいの深い睡眠状態となります。
基本的にはレム睡眠で動かした脳を休める働きがあり、寝返りもこのノンレム睡眠時に打っています。深度が3から4にかけての深い睡眠の時に成長ホルモンが分泌されるため、子供の成長期にはこのノンレム睡眠(深い睡眠）がとても大切で、夜更かしやゲームのし過ぎが原因で深い睡眠取れないと身体の発育に影響を与えるといわれています。
・睡眠サイクルについて
人間には一定の睡眠サイクルがあります。上記で説明した、レム睡眠とノンレム睡眠(1-4)のこの5つを行き来しますが、
一般的な睡眠の場合、寝始めに睡眠の深度して一番深い、ノンレム睡眠の3-4に移行します。そこから徐々に浅い睡眠に移行し記憶を定着させます。例えばノンレム睡眠の3と4が異常に長く続くような睡眠や、1と2を繰り返すような睡眠では良い睡眠とは言えません。上記のサイクルを約90分で繰り返し行うことが重要だと考えられています。
また、寝返りは睡眠の深度の3あるいは4の終了時、レム睡眠に移行するノンレム期、レム睡眠の終了時に起こることから、睡眠段階を切り替えるスイッチのような役割があると考えられています。
飲酒や喫煙などにより睡眠バランスが崩れてしますと上記の下の図のように寝入り時に深い睡眠にならず寝返りも増えてしまいます。さらに最近ではスマートフォンのブルーライトやゲームの長時間の使用も睡眠の質を低下させる要因になるということで問題視されていますね…
このように眠っていても浅い睡眠を繰り返すことで体が休まらず、途中で目が覚めてしまうことを「中途覚醒」といい、上記のような要因のほか、加齢による高齢化も要因の一つとなっています。
いかがでしたでしょうか。今回はレム睡眠とノンレム睡眠、それにまつわる睡眠サイクルについて掘り下げて書いてみましたが、睡眠環境や使用するマットレス・枕の種類によっても睡眠サイクルは大きく変わっていきます。
なかなか寝付けないや寝てもすぐ起きてしまうなど、睡眠に関する悩みがある方は、ベッドや枕を変えることで、状態が良くなることもございますので、上記のような悩みをお持ちの方は一度店頭でマットレスや枕をご体感下さい。お客様のご要望に応じて当店スペシャルベッドアドバイザーがご案内しておりますので、お気軽にお立ち寄りください♪
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