マットレスは硬めと柔らかめ、どっちがいい?体型・寝姿勢で変わる失敗しない選び方
マットレス選び、あなたは硬めがお好みですか?それとも柔らかめでしょうか?
毎日の睡眠を左右するマットレス選びは、決して安くない買い物だからこそ、失敗は避けたいもの。
今回は、名古屋大須のブランドベッド専門店「メザメ」が、体型や寝姿勢、体圧分散といった専門的な視点から、最適なマットレスの硬さを見つけるためのヒントをご紹介します。
自分にぴったりの一枚で、質の高い睡眠を手に入れましょう。
体型から考えるマットレス選び
*BMIと体圧分散の関係性
BMI(Body Mass Index)は、体重と身長から算出される体格指数のこと。
このBMIとマットレスの硬さには、密接な関係があります。
BMIが高い、つまり体格の良い方は、マットレスにかかる圧力が大きいため、柔らかいマットレスだと体が沈み込みすぎて、腰や背中に負担がかかりやすくなります。
一方、BMIが低い、つまり小柄な方は、硬いマットレスだと体圧が分散されず、一部に圧力が集中してしまう可能性があります。
体圧分散とは、体にかかる圧力を均等に分散させること。体圧分散に優れたマットレスを選ぶことで、睡眠中の体の負担を軽減し、より快適な睡眠を得ることができます。
体格の良い方は、体をしっかりと支え、体圧を分散してくれる硬めのマットレスがおすすめです。
小柄な方は、体圧を優しく分散し、フィット感のある柔らかめのマットレスが良いでしょう。
*筋肉量と最適な寝心地
筋肉量も、マットレス選びの重要な要素です。
筋肉量の多い方は、体が安定しやすく、硬めのマットレスでも快適に眠れる傾向があります。
筋肉が少ない方は、体が不安定になりやすく、柔らかめのマットレスで体を優しく支えてあげるのがおすすめです。
筋肉量の多い方は、ボンネルコイルマットレスのような、面で体を支えるタイプの硬めマットレスが良いでしょう。
筋肉が少ない方は、ポケットコイルマットレスのような、点で体を支え、体圧を分散してくれる柔らかめマットレスが適しています。
*体格別おすすめマットレス
体格によっておすすめのマットレスは異なります。
・体格の良い方、BMIが高い方
硬めのボンネルコイルマットレスや、高反発マットレスがおすすめです。
しっかりと体を支え、腰への負担を軽減してくれます。
・小柄な方、BMIが低い方
柔らかめのポケットコイルマットレスや、低反発マットレスが良いでしょう。
体圧を優しく分散し、快適な寝心地を提供してくれます。
・筋肉量の多い方
硬めのボンネルコイルマットレスや、高密度スプリングマットレスがおすすめです。
安定感のある寝心地で、体をしっかりと支えてくれます。
・筋肉量の少ない方
柔らかめのポケットコイルマットレスや、ラテックスマットレスが良いでしょう。
体圧を分散し、優しく体を包み込んでくれます。
ただし、これらはあくまで一般的な傾向です。
例えば同じポケットコイルでも製品による硬さの違いは大きく、高反発素材でも体格に合う柔らかな寝心地のものもあります。
ご自身の体格や筋肉量に本当に合っているかは、実際に寝てみてプロの視点で確認するのが一番です。
寝姿勢で選ぶマットレスの硬さ

*仰向け寝に最適な硬さとは
仰向けで寝る方には、適度な硬さのマットレスがおすすめです。
硬すぎると腰が浮いてしまい、柔らかすぎると腰が沈み込んでしまうため、背骨が自然なS字カーブを描ける硬さを選びましょう。
ボンネルコイルマットレスのように、面で体を支えるタイプのマットレスが適しています。
*横向き寝に最適な柔らかさとは
横向きで寝る方には、柔らかめのマットレスがおすすめです。
肩や腰などの出っ張った部分がマットレスに沈み込み、体圧が分散されることで、負担を軽減できます。ポケットコイルマットレスのように、点で体を支えるタイプのマットレスが良いでしょう。
*うつ伏せ寝は要注意?対策を紹介
うつ伏せ寝は、首や腰に負担がかかりやすく、あまりおすすめできない寝姿勢です。
しかし、どうしてもやめられないという方もいるでしょう。うつ伏せ寝をする場合は、なるべく硬めのマットレスを選び、枕を使わないようにしましょう。
また、呼吸がしやすいように、顔を横に向けるなど工夫が必要です。
うつ伏せ寝の癖がある方は、マットレス選びが特に難しいため、一度ベッドアドバイザーのような専門家に相談することをおすすめします。
体圧分散で選ぶマットレス
*体圧分散とは?重要性を解説
体圧分散とは、睡眠中に体にかかる圧力を均等に分散させることです。
体圧が一部に集中すると、血行不良や神経圧迫を引き起こし、肩こりや腰痛、しびれなどの原因になることがあります。
体圧分散に優れたマットレスを選ぶことで、これらのリスクを軽減し、より快適な睡眠を得ることができます。
*硬めマットレスの体圧分散性
硬めのマットレスは、体をしっかりと支えるため、体圧が分散されにくいと思われがちですが、高反発素材を使用した硬めのマットレスは、適度な反発力で体圧を分散する効果が期待できます。
また、ボンネルコイルマットレスのように、面で体を支えるタイプのマットレスは、体の一部だけが沈み込むのを防ぎ、体圧を分散する効果があります。
*柔らかめマットレスの体圧分散性
柔らかめのマットレスは、体のラインに沿って沈み込むため、体圧を分散しやすいのが特徴です。
特に、ポケットコイルマットレスのように、点で体を支えるタイプのマットレスは、体圧分散性に優れています。
しかし、柔らかすぎるマットレスは、体が沈み込みすぎて寝返りが打ちにくくなるため、注意が必要です。
*部分的な痛みとマットレスの関係
朝起きた時に、肩や腰などに痛みを感じる場合、マットレスが体に合っていない可能性があります。
硬すぎるマットレスは、体圧が一部に集中し、筋肉や関節に負担をかけます。
柔らかすぎるマットレスは、体が沈み込みすぎて寝姿勢が崩れ、腰に負担をかけることがあります。
部分的な痛みがある場合は、体圧分散性に優れたマットレスを選び、寝姿勢を改善することが重要です。また、枕の高さや硬さも、首や肩の痛みに影響するため、見直してみると良いでしょう。
最終的には「寝て試す」のが一番の近道
ここまで体型や寝姿勢に合わせたマットレスの選び方をご紹介しましたが、最高のマットレスを見つける一番の近道は、実際に寝てみることです。
ネットの口コミやカタログスペックだけでは、ご自身の体に本当にフィットするかは分かりません。
少し硬いと感じるか、丁度良いと感じるかは、個人の感覚によるところが大きいからです。
ブランドベッド専門店「メザメ」では、シーリー、シモンズ、サータなど国内外12ブランド、100台以上のベッドを常に展示しております。
知識豊富なベッドアドバイザーが、お客様の寝姿勢や体の悩みをヒアリングしながら、硬めのマットレスと柔らかめのマットレスを実際に寝比べていただき、最適な一枚をご提案します。
「自分は硬めが合うと思っていたけど、アドバイス通りに柔らかめを試したら驚くほどしっくりきた」というお客様も少なくありません。
ぜひ一度、店舗で「自分だけのマットレス」を探す体験をしてみてください。
まとめ
マットレス選びは、今回ご紹介した体型、寝姿勢、体圧分散の知識を参考にしつつ、最終的にはご自身の体で体感して決めることが最も重要です。
硬めのマットレスは体格の良い方や仰向け寝の方に、柔らかめのマットレスは小柄な方や横向き寝の方に合う傾向がありますが、それが全てではありません。
もし名古屋近郊や東海地方でお住まいで、マットレス選びに迷ったら、ぜひ一度名古屋大須の「ブランドベッド専門店 メザメ」へお越しください。
100台以上のベッドの中から、ベッドアドバイザーがお客様の「目覚めた瞬間から、人生が変わる」ような、運命の一枚を見つけるお手伝いをさせていただきます。
