ラスベガスマーケット最新ベッド視察ｰサータ編ｰ

こんにちは！Me THE Me ブランドベッド専門店メザメの山下です。

前回のブログで、7月に行われたアメリカ最大級の家具の展示会「ラスベガスマーケット」のシーリーの最新ベッドの様子をブログでご紹介しました。まだ見ていないという方は下のリンクから見てみてください。

今回は当店でシーリーに負けないぐらい大人気のベッドメーカー「Serta-サータ-」のベッドをご紹介していこうと思います。

まずはじめに、現在日本で生産されているサータのベッドは、広島の「ドリームベッド」がライセンス契約を結び、国内で作られています。マットレスの厚み・硬さもまちまちで、詰物も高反発のものや低反発のものなど、幅広いラインナップから選ぶことが出来ます。

それに対して、アメリカのサータマットレスは、以前よりずっと長い間販売されている、「PERFECT SLEEPER-パーフェクトスリーパー-」を中心にたくさんのベッドが展示されていました。

サータのブースの入口では、パーフェクトスリーパーのマットレスとサータのイメージキャラクター、カウンティングシープがお出迎えしてくれました。

じつはこのパーフェクトスリーパー、10年前くらいまでは日本でも販売されていたとっても人気のマットレスなんです。日本で販売されていたパーフェクトスリーパーとは違い、本場のパーフェクトスリーパーはとてもたくさん種類がありました。
私自身、あまり英語が得意ではないですが、スタッフへ聞いたり置いてあったPOPを見たところ、➀PERFECT SLEEPER ➁PERFECT SLEEPER X ➂PERFECT SLEEPER PROの三種類があるようです(間違ってたらごめんなさい)。ちなみにグレードは➂のパーフェクトスリーパープロが一番良いグレードのようです。簡単にこの3型の特徴を説明していきます。

➀PERFECT SLEEPER

パーフェクトスリーパーは3型の中でも一番ベーシックグレードです。コイルは腰部に線径の太いコイル、肩部・脚部に通常のコイルを配した3ゾーン仕様になっています。コイルの上には冷却ジェルの入った通気性、放熱性の高いクールツイスト®ジェルメモリーフォームを採用されています。さらに体の当たる表層部にもクールフィールファブリックを採用していて、接触冷感機能があります。硬さは、詰物の違いでファーム(かため)とミディアム(標準)の2種類が選べます。

➁PERFECT SLEEPER X

パーフェクトスリーパーXは上記のモデルとは違うゾーニング構造となっています。先ほどが3ゾーンだったのに対し、こちらは5ゾーン構造となっています。体が自然に曲がる部分(腰、太もも上部)のコイルを硬くし、肩部、臀部、足先のコイルをやわらかくすることで、マットレスに最も触れる部分の快適さが確保されます。お尻の部分のコイルをやわらかくするという考え方は、日本で人気のサータトラデションマットにも共通する部分ですね。
そして詰物は、パーフェクトコンフォーム®メモリーフォームで体とマットレスとの密着度を高め、快適な寝姿勢にしてくれます。

➂PERFECT SLEEPER PRO

パーフェクトスリーパープロは、コイルのゾーニングだけでなく詰物までも5ゾーンにしたとても画期的なマットレスです。コイルはパーフェクトスリーパーXと同じ5ゾーン仕様ですが、その上の詰物部は仕様の違うラテックスフォームを使用していて、こちらも体の部位によって仕様を変え、より自然な寝姿勢で眠れるようなとても快適な寝心地となっています。そして表層部もより通気性・放熱性を高めたクールフィール®プロシステムを採用しています。

なにやら難しく書いていますが、どのモデルも表面がひんやりと冷たくて、体の部位によってコイルや詰物をゾーニングすることでとても寝心地の良いマットレスだということです。それぞれのモデルで硬さも選べますし、ピロートップやボックストップ仕様のモデルもあるので、どれを試しても本当に気持ち良かったです！

そして一番驚きだったのが、上記で紹介したすべてのモデルが、アジャスタブル(電動ベッド)対応ということです！グレードによっては40㎝近くある分厚いマットレスもボタン一つでお好みに曲げることができるんです！

サータの電動ボトムはグレードに応じて5種類に分けられています。一番グレードのPlatinumの場合、背もたれと脚部の他、首の部分まで細かく動かすことができます！

マットレスも電動ボトムも日本のモデルの一歩も二歩も先を行ってるような魅力あるものばかりでした。