「純国産」「国産」「国産?」知って得する豆知識をご説明します!
こんにちは。Me THE Me ブランドベッド専門店メザメの山下です。
この頃ベッドメーカーさんとお話をするとどのメーカーも値上げのお話が出ています…まだまだ円安で、今年中に上がるかもしれないという声もチラホラ出てきています。
スーパーやお弁当屋さんとかですと、そのものの量が変わったり中身が変わったりなんてものもありますが、基本的にベッドの値上げの場合は品質は変わらずただ価格が上がるだけなんです…
値上げの割合は基本的には10%前後上がる場合が多いですが、中には20%上がるものもあります!仮に元々の価格が20万円の商品でも20%上がると24万円になります。商品の寝心地やデザインは変わらないのに4万円も高くなるのは悲しいですよね…
「私が欲しいのは日本製のベッドで円安は関係ないから値上げは大丈夫」と思われている方もみえるかもしれませんが、ほとんどの日本製の商品は円安の影響を受けているんです!
ちなみに、「日本製」といわれているものには大きく分けて3種類に分類できます。
それが➀「純日本製(純国産)」➁「なんちゃって日本製(国産?)」と➂「それ以外(国産)」です。そして、良く混同されがちなのが➀と➂です。
➀の「純日本製(純国産)」品とは、原材料から生産までを全て日本国内で行っているもののことを指します。ベッドやマットレスに関して上記の3種類の中で一番割合が少ないのはこの➂です。例えば、当店で取り扱っている商品でいうと「飛騨産業(HIDA)」の一部製品です。
飛騨産業で取り扱っている樹種の場合、オークやウォールナットなどは輸入していますが、スギやカバなどは国内で仕入れたものを加工しているんです!価格はしっかりしていますが、メーカーが間違いのない木材を使い、職人が丁寧に作っているため、製品のクオリティはとても良いです。
そして、➂の商品については主にウレタンや木材などの原料を輸入し、国内工場で加工をしているもののことを指します。
一般的な「日本製」「国産」商品と呼ばれているもののほとんどはこれにあたります。そのため、円安によって原材料のコストが高騰すると商品価格にも影響してきてしまいます…原材料の一部は輸入ですが、生産工程はすべて日本の工場で行いますので、クオリティはしっかりしています。
そして最近増えてきているのが、➁の「なんちゃって日本製(国産?)」商品です。
この「日本製」という言葉ですが、じつは最終的な製造工程を行った場所が日本の場合も「日本製」と謳えてしまうみたいなんです。
例えばマットレスでいうと、➂の製品の場合、スプリングの原料となる金属は細い線状で入ってきたものを工場の機械でスプリングの形にしていきます。さらにスプリングの上下に入れるウレタンなどの詰め物も細かく裁断したり違う素材同士を合わせたりと様々な工程を経て一つのマットレスに仕上げていきます。
ところが➁のなんちゃってマットレスの場合、あらかじめほとんど製品が出来上がっていて、最終工程の縫製(スプリングと詰め物を合体させる)のみを国内で行っているものもあるんです!中身はすべて海外製なのと、スプリングを作る際の工程などもすべて海外で行っているため、場合によっては品質が➀や➂より劣るものもあります。それでも商品としては日本製として販売することができるみたいなので、知らずに買ってしまうと後々不具合が出てくることもあるかもしれません。
中身の見えないものですので、買う前にデザインや寝心地以外の部分も拘ってみるのもいいかもしれません。
ここまでブログを読んでいただいて、「しっかりとした日本製のものが欲しい」や「違いをもっと知りたい」という方は、
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