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反り腰に合うマットレス選び方機能と素材の注意点

朝起きると腰に重だるさを感じ、寝返りのたびに腰が痛む。
そんな辛さを抱えながらも、質の高い睡眠を諦めたくないと願う方は少なくありません。
特に、腰が自然なカーブを描く反り腰気味の方は、マットレスとの相性が寝心地を大きく左右します。
ご自身の身体に合った一枚を見つけることは、日々の快適さと腰への負担軽減に繋がる重要なステップと言えるでしょう。
今回は、反り腰の方のために、理想的なマットレス選びのポイントを詳しく解説していきます。

反り腰のマットレスに求めるべき機能

腰の沈み込みを防ぐ硬さの目安

反り腰の方がマットレスに求める最も重要な機能の一つは、腰部分の過度な沈み込みを防ぐことです。
腰がマットレスに深く沈み込むと、腰椎の自然なS字カーブが保たれなくなり、不自然な負荷がかかることで腰痛の原因となります。
そのため、マットレスは適度な硬さを持っていることが望ましく、一般的には「高反発」とされるものが推奨されます。

具体的には、体重をかけた際に腰が過度に沈まず、しっかりと支えられている感覚が得られる硬さが理想的であり、目安としてはJIS規格(JISK6400-4)に基づく硬さ試験で、S90ニュートン(N)以上の数値を示すものが腰部をしっかり支える傾向にあります。
ただし、硬すぎると今度は肩や臀部といった出っ張った部分に圧力が集中し、血行不良や痛みが生じる可能性があるため、全身をバランス良く支えられる硬さを見極めることが重要です。

体圧分散性に優れたマットレスの条件

腰の沈み込みを防ぐ硬さと並び、体圧分散性に優れたマットレスを選ぶことも、反り腰による腰痛の緩和には不可欠な要素です。
体圧分散とは、身体にかかる圧力を一点に集中させるのではなく、マットレス全体に広く分散させる機能のことを指します。

反り腰の場合、特に腰への負担が大きくなりやすいため、マットレスが腰のくびれ部分を適切に埋めつつ、腰部をしっかり支え、かつ臀部や肩への圧迫を軽減できるような構造が求められます。
体圧分散性に優れたマットレスは、一般的に、身体の凹凸に合わせて細かくフィットする構造を持っていたり、多数の独立したコイルがそれぞれ身体のラインに沿って沈み込んだり、あるいはウレタンフォームに特殊なカットや構造が施されていたりすることで、身体全体を点で支えるような感覚を提供します。
これにより、特定の部位への圧力が軽減され、血行が促進されやすくなり、寝返りもスムーズに行えるようになります。

反り腰に合うマットレス素材の選び方は?

ポケットコイルマットレスの反り腰への影響

ポケットコイルマットレスは、多数のコイルが一つずつ独立した袋(ポケット)に収められている構造が特徴であり、この独立性が反り腰の方にとって大きなメリットとなる場合があります。
各コイルが身体の凹凸に合わせて独立して沈み込むため、腰のくびれ部分をしっかりと埋めながら、腰部や背中を適切にサポートし、体圧を効果的に分散させることが可能です。
これにより、腰がマットレスに沈み込みすぎるのを防ぎつつ、背骨の自然なS字カーブを保ちやすくなります。

また、コイルの数が多いほど、より細やかなフィット感が得られ、体圧分散効果も高まる傾向にあります。
ただし、コイルの配列や硬さによっては、腰部へのサポートが不足したり、逆に硬すぎて圧迫感を感じたりすることもあるため、コイルの密度や線径、配列(配列数や配置パターン)などを考慮して選ぶことが重要です。

ウレタンマットレスの反り腰への影響

ウレタンマットレスは、その密度や硬さ(反発性)によって反り腰への影響が大きく異なります。
特に高反発ウレタンマットレスは、適度な反発力で身体をしっかりと押し上げるため、腰が沈み込みすぎるのを効果的に防ぎ、腰部を安定させることができます。
これにより、寝ている間の腰への負担を軽減する効果が期待できます。
高密度なウレタンフォームは耐久性にも優れ、ヘタリにくいというメリットもあります。

一方で、低反発ウレタンマットレスは、身体の形に合わせてゆっくりと沈み込む特性がありますが、反り腰の方が使用した場合、腰が過度に沈み込んでしまい、腰痛を悪化させる可能性があるため、一般的にはあまり推奨されません。
ウレタンマットレスを選ぶ際は、反発力(ニュートン数などで確認)や密度(kg/m³)、そしてマットレス内部の構造(波型カットやブロック状など)に注目し、腰部をしっかり支えつつも、肩や臀部への圧迫感を軽減できるような製品を選ぶことが大切です。

反り腰の人がマットレスを選ぶ際の注意点は?

体型や寝姿勢に合わせた選び方

マットレス選びにおいて、ご自身の体型や普段の寝姿勢を考慮することは非常に重要であり、反り腰の場合、特にその影響が顕著に現れます。
例えば、体重が重めの方は、マットレスが沈み込みやすくなるため、より硬めのマットレスを選ぶ必要があります。
そうでなければ、腰が過度に沈み込み、腰痛の原因となる可能性があります。
逆に、体重が軽い方は、硬すぎるマットレスだと身体の凹凸にフィットせず、肩や腰に圧力が集中してしまうことがあるため、適度な柔らかさも考慮する必要があります。

また、仰向けで寝ることが多い方は腰への負担に特に注意が必要ですが、横向きで寝ることが多い方は、肩や腰の出っ張りがマットレスに沈み込む際のフィット感や圧迫感のなさが重要になります。
体重と主な寝姿勢を理解した上で、それぞれの要素に適した硬さや構造を持つマットレスを選ぶことが、快適な睡眠と腰痛軽減に繋がります。

試寝や返品保証の重要性

マットレスは、実際に身体を横たえてみなければ、その寝心地やフィット感を正確に判断することは非常に困難です。
特に反り腰の方がマットレスを選ぶ際には、腰がしっかりと支えられているか、不快な沈み込みや圧迫感はないかなどを、可能であれば最低でも10〜15分程度は実際に試寝をして確認することが強く推奨されます。
店舗での試寝が難しい場合や、購入後に「思っていたのと違った」というリスクを避けるためには、返品や交換に対応しているマットレスを選ぶことが賢明です。

多くのメーカーや販売店では、一定期間の試用期間を設けた返品保証や、交換サービスを提供しています。
これらを活用することで、自宅でじっくりとマットレスを試すことができます。
保証内容や条件を事前にしっかり確認し、納得のいくマットレス選びを進めることが、後悔のない購入に繋がります。

まとめ

反り腰の方がマットレスを選ぶ際は、腰が沈み込まない適度な硬さと、全身をバランス良く支える体圧分散性が不可欠です。
ポケットコイルや高反発ウレタンなど、素材ごとの特性を理解し、ご自身の体重や寝姿勢に合ったものを選ぶことが肝心となります。
しかし、マットレス選びの答えは、ネットの情報や専門知識だけでは分かりません。
最高の寝具を見つける一番の近道は、実際に寝て試すこと(試寝)です。

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体に合った寝具は、睡眠の質を高め、体調や心を整え、「目覚めた瞬間から、人生が変わる」ほどの影響を与えます。
ぜひ、ご自身の体に寄り添う「自分だけのマットレス」を見つけるための第一歩を踏み出してみませんか。

 

 

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