【おばあちゃんの知恵袋】「頭寒足熱」のススメ
こんにちは。Me THE Me ブランドベッド専門店メザメの佐藤です!
みなさん突然ですが、「頭寒足熱」という言葉をご存知でしょうか?
読んで字の如く「頭は冷やし、足は温めておくこと」という古くから伝わる健康法です。
私も小学生の頃、祖父母の家に泊まりに行って寝る時に聞いて語感の良さからか今も忘れず覚えています。
そんな頭寒足熱ですが、ただの言い伝えではなくしっかりと医学的根拠がある事もわかってきたのです。
頭寒~頭を冷やす~
人間の身体は起きている時は「緊張」をつかさどる交感神経、眠っている時は「リラックス」をつかさどる副交感神経がそれぞれ優位になっています。
つまり自律神経で副交感神経の方が優位になっていくと眠気が高まっていくと言えます。
しかし現代人はストレスやスマホのブルーライトなどの刺激により、夜になっても緊張状態が続き交換神経が優位で脳が活発な状態が続くということがあります。
そんな時に自律神経の切り替えを助け、副交感神経を優位にしていくことが出来るのが、「頭を冷やす」という行為なのです。
「冷やす」というと特に夏まっさかりの現在では室温を26℃前後、湿度は50~60%あたりになるようにクーラーで調整することがオススメです。
調整した冷たい空気を鼻から吸うことで、冷たい空気が上気道を通り、脳を冷却してくれるので、口呼吸ではなく鼻呼吸をこころがけましょう。
さらに冷感素材の枕カバーを使うことで蒸れて暑く感じやすい後頭部を冷やしてあげると脳の熱をしっかりと逃してくれます。
かくいう私も接触冷感の枕カバーを使っています!
以前のブログでも紹介しているテンピュールの「アイスブリーズエアピローパッド」という商品で接触冷感の度合いを表すQ-MAX値が0.4ととても高いレベルなのでひんやりしてとても気持ち良いです!
スマホなどの電子機器と同じで脳も熱を帯びている状態は活動的な証で、休ませるにはしっかりとクールダウンしてあげることが大事なのです。
足熱~足を温める~
副交感神経が優位になっていくと心臓の鼓動がゆっくりになり、血管が弛緩し血圧は下降していきます。
そうすることで脳がリラックスしていくのですが、さらに人間の身体の深い部分の体温である「深部体温」が下がっていくことにもつながります。
深部体温が下がっていく過程で睡眠が発生するので、深部温度を外にしっかりと放熱できることがとても大切です。
特に足先から放熱することで深部体温が下がっているので、足を温めることで血流が促進され、身体全体の深部体温の調整がスムーズになります。
靴下をはいて寝てしまうと足先からの放熱を妨げ、脳をはじめとした深部体温の下降が遅れ、入眠が遅くなってしまいます。
蒸れや不快感で中途覚醒の原因になってしまうこともあります。
頭寒足熱は何も夏だけのことではなく冬にも大事な知恵です。
冬には無理に頭を冷やす必要はありませんが、「足元はしっかり暖かくしましょう!」ということになります!
さらに起きている時にも体の冷えが緩和されたり、勉強の集中力を高めるなどの効果があります。
効果が実感しやすい代表的な物が半身浴です。
さて今回は頭寒足熱について書いてみました。
古くから伝わり、現代で磨かれた知恵ですので皆さんも是非活用してみてください。
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